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ラスベガス通がおすすめする初めてのカジノラスベガスのカジノの楽しみ方

ラスベガスでカジノとギャンブルを楽しむために

ギャンブルの街として名高いラスベガス。ラスベガス旅行の機会ができたら、ぜひカジノという非日常の大人の世界にも触れてみたいと考える方は、多いと思います。でも「カジノは初めて」でしょうか。だとすると、何をどうすればよいかよく分からなくて不安でしょう。
そんな方々のために、ラスベガスのカジノで楽しい時間を過ごすためのTipsをいくつかお教えしたいと思います。

21歳以上ならラスベガスのカジノを楽しめます

まずは、基本的なことからです。ラスベガスのカジノフロアは、21歳以上ならどなたでも入場できます。といっても、入口で年齢確認があるわけではありません。

必ずしもゲームに参加する必要はありません。雰囲気だけでも味わえます。ラスベガス滞在中にはぜひ、カジノフロアへも足を踏み入れてみてください。

服装は「スマートカジュアル」で

カジノフロアでの服装は、「スマートカジュアル」が基本です。この記事内の写真に写っている人たちの服装も参考になると思います。実際には、カジュアルからフォーマル(結婚式に参列した帰りかな?みたいな、タキシードを着崩した人など)まで、どんな服装の人もいます。

Tシャツやジーンズは絶対NGなのかと思いきや、それも着こなし方次第です。私の同行者はブラックジーンズ1本で通したこともあります。要はだらしなく見えさえしなければOKなのです。また女性は、ドレスアップするならいくらしてもかまいません。

カジノでパスポート原本は必携!持っていないとどうなる?

ふいに声をかけられて、年齢確認をされることがあります。特に日本人は若く見られることが多いです。日本ではもう中年~高齢だと思い込んでいる人でも、パスポートは必ず持っておくようにしましょう。

ゲームに参加しようとしたタイミング(後述)でも、カクテルウェイトレスにお酒を注文するとき(後述)も、ほぼ必ず「How old are you?」「Show me your ID.」「Show me your passport.」と言われます。

なお、ここに限らずアメリカ国内は、パスポートの「コピー」ではIDとして通用しません。このため「原本」を持ち歩きましょう。

パスポートを持っていないとどうなるかというと、お酒は注文できません。ゲームに参加できないことになります。もしかしたらカジノフロアに居続けることさえできないかもしれません。

宿泊先のホテルでの出来事なら、すぐ部屋へ取りに戻れます(私が経験済みです)。が、外出先のカジノでパスポートを提示できないと、そのカジノでは遊べません。それでは残念すぎます。外出するときは必ずパスポートを忘れないようにしましょう。

パスポート画像

カジノはどのぐらいの予算で遊べる?

ラスベガスのカジノは、実は非常に低い予算で、かなり楽しめます。

「カジノという場でプレイする」ことを楽しみたいだけなら、ゲームの種類と勝敗にもよりますが、1万円もあれば数時間は楽しめる印象です。調子よく勝てば、もちろんもっと長く楽しめます。

ラスベガスは、「ミニマムベット」(1回参加するためにかかる最低の賭け金)(=負けるとなくなる金額、と私は理解しています)が、アジア各国のカジノと比べるとかなり安いようです。

新しい高級ホテルのカジノは比較的高めの設定であります。が、歴史の長いテーマホテルのカジノは安めです。スロットマシンを1回回すのは1セント(2円未満)から。テーブルゲームは、カジノや時間帯にもよります(後述)。ですが、ミニマムベット10ドル(1500円)ぐらいから楽しめます。

このミニマムベットは、テーブル付近に表示があります。それを確認したうえで予算に合うゲームとテーブルを選ぶとよいです。

見学も自由。ゲームしている人たちの様子を眺めて楽しむだけもOK

カジノフロアは、ゲームに参加している人よりも、見ているだけの人の方が多い気がします。どのテーブルで遊ぼうかと、様子見している人が多いというか…。

スロットマシンやビデオポーカーは昔からあります。ここのところはテーブルゲームも、ルーレットやクラップスまで、スロットマシンかのようなマシンの形になっているものをよく見かけます。これなら英会話力がなくてもギャンブルできます。ですが、勝ち負けはコンピュータですべてコントロールされていると思うと…、どうなんでしょうね。私はこれらは、プレイしている人を眺めるだけにしています。

テーブルゲームも、見学自由です。人だかりができているルーレットやクラップスのテーブルがあったら、ぜひ目指してみてください。ゲーム中の人たちのすぐ後ろまで行ってもかまいません。大きく勝って派手に喜んでいる人を見ると、こちらまでうれしくなります。一方で山積みにしたチップが全てディーラーに回収されたのに、涼しい顔をして次を賭け続ける人もいます。そのような人たちに遭遇するとより楽しいですよ。

なお、テーブルの近くに空いている席があっても、それはゲームする人のための席です。見学している間は座らないようにしましょう。

飲み物をもらってみよう

カクテルウェイトレスが回ってきたら、飲み物を注文してみるとよいです。料金は…無料です!メニューはありません(多分。少なくとも私は見たことがないです。)ので、周りの人が飲んでいるものを指差ししてもいいですし、カクテルの名前を言ってもよいです。ソフトドリンクやコーヒー、ミネラルウォーターなど何でも注文できます。

私の経験では、比較的一度の発音で通じやすい飲み物は「スパークリングワイン」「マティーニ」「カフィー(コーヒー)」。「ビア」と言えばバドワイザーやハイネケンなどの小瓶が運ばれてきます。メジャーな銘柄なら指定もできます。

ここで「How old are you?」と年齢を聞かれることがあります。パスポートを見せましょう。

そして、注文したものを受け取るときに、ウェイトレスへのチップとして1ドルを渡します。もしカジノチップを持っていたら、1ドル分のチップを渡すのでもOKです。

飲み終わったグラスや容器は、そこのテーブルに置いてその場を離れてかまいません。

流れとツキがよいテーブルを見極めてからゲームに参加しよう

「せっかくカジノフロアにいるのだから、早くゲームに参加しなければ。」と気が急いてしまうものではありますが、「どこで」「どのタイミングで」参加するかはかなり重要です。負けてお金がなくなるのは、本当にあっという間だからです。

いろんなテーブルを見てまわって、大きく勝ち続けている人がいるテーブルを探すのがおすすめです。特に、ルーレットやクラップスは、参加者が多いテーブルがより勝ちやすい(から人が集まっている)傾向がありますので、盛り上がっているテーブルを見つけましょう。

時間帯によってはカジノフロア全体が閑散としていることがあります。そんなときは、たいてい勝てませんので、ゲームへの参加もおすすめしません。

おすすめの曜日と時間帯は?

ラスベガスのカジノフロアで、最も活気があって最も勝ちやすくて楽しく過ごせる時間帯はズバリ、「土曜日の20時以降」です。ただの見学も、テーブルゲームに参加するのも、この時間帯が最もおすすめです。

特にシルク・ドゥ・ソレイユをはじめとした、観客が多く集まる人気のプロダクションショーが開催されるホテルのカジノフロアの、ショー開催時間の直前の時間帯と、直後の時間帯は、とても活気づきます。

実はラスベガスへ訪れる観光客の8割は、アメリカ国内からの旅行者であるといわれています。仕事を終えて金曜日の夜にラスベガスに向かう人が多いのだそうです。その意味で金曜日の夜から土曜の夜のカジノが最も賑わうというわけです。

逆に、遅い時間まで遊んだみんなが寝ている日曜日の日中、そして帰ってしまう日曜日の夜は、どこのカジノも閑散としてしまいます。

ゲームへの参加のしかたと止め方は?ルーレット編

ここで、最も参加しやすいと思われるテーブルゲームの「ルーレット」を例に実践編です。(ルールの解説は、今回は割愛させていただきます)

ゲームの始め方

そのカジノで初めてゲームに参加するときは、参加したいテーブルで現金を直接テーブルの上に置きます。なお、ディーラーに現金を直接手渡すことは禁じられています。必ずテーブルの上に置くようにします。(テーブル真上にあるカメラにやり取りがしっかりと映るように。置き直しを指示されることもあります)

置くタイミングは、直近のゲームが終わり、ディーラーのチップ分配の作業がすべて終わった直後です。

置く金額は、私の場合たいてい20ドル札3~5枚程度です。カジノで遊ぶのが初めての人も、まずはそのぐらいが妥当でしょう。

するとディーラーが気づいて、多分最初に「Show me your ID.」とパスポートを確認され、そして金額分のカジノチップ(60ドル置いたとすると1ドルチップ60枚。100ドル置くと何ドルのチップがいいかと聞かれるかもしれません)をくれます。ちなみにチップの額面は、勝ってきたことで賭け金を上げたり、手持ちの1ドルチップが増えすぎたりしてくると、ディーラーの方から「5ドルや25ドルのチップと交換しようか?」などと聞いてくれて、交換してくれます。

あとは周りの人たちの賭け方も参考に、決められたミニマムベット以上の金額のチップを、賭けたいところに置いていけばOKです。よく分からずに置いたとしても、ルールに沿っていない置き方をするとディーラーが教えて直してくれます。ですので、あまり心配はいりません。

ゲームの止め方

手持ちのチップを使い切ったら必然的にゲーム終了となります。また、チップがある状態で別のテーブルや別のゲームに移りたいとき、また勝ったところで気分よく止めて現金にしたい、というときは、ディーラーに「I’m out.」と声をかけます。チップ全部をディーラーに渡すようなしぐさをすると、換金用のチップと交換してくれます。

それを別のテーブルで出せば、そのテーブルで遊べるチップと交換してもらえます。キャッシャーに持って行けば、現金と交換してもらえます。

英語は話せた方がよいの?

実際のところ、ラスベガスのカジノで遊ぶ間、けっこう気軽に話しかけてくる人がいます。とてもおしゃべりなディーラーもときどきいます。彼らは単にフレンドリーなだけで、ナンパではないことがほとんどですので、まずは一人で勘違いして失礼なふるまいをしないように、ご注意ください。

例えば以下の写真、楽しそうで、お友達同士かな?と思いますよね。でもこういう状況の彼らは、たまたま同じテーブルに座っただけの初対面です。ラスベガスに行くとこんな状況がよくありますので、日本ではシャイの人もぜひフレンドリーにいきましょう!

コツとしては、会話の内容が分かっていなくても、とりあえずニコニコしていることです!

少しでも会話ができれば、カジノでの体験はさらに楽しくなりますよ。

ご紹介しきれていないことがまだたくさんありますが、ラスベガスに訪れる機会が巡ってきたら、ぜひこれらの情報も参考にして、カジノで楽しい時間を過ごしていただければ幸いです!

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