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韓国旅行の費用はどのくらい?おすすめスポットと費用を併せて解説

韓国は日本人が海外旅行先として、アメリカに次いで2番目に多く選択する国です。日本人にとって定番の旅行先「韓国」ではグルメやショッピング、更にカジノまで楽しむことができます。

韓国で遊ぶためには、どのくらいの費用を準備すればよいのでしょうか?

そこで今回は韓国旅行を計画している人に向けて、必要な費用を徹底解説します。

韓国旅行の費用はどのくらい?

韓国は日本から一番近い海外旅行先のため、他の国へ旅行するよりも比較的低価格で訪れることができます。
韓国旅行をするためには、どのくらいの資金を準備したらよいのでしょうか?韓国在住の日本人が解説していきます。

韓国の物価

韓国の物価は「安い」イメージがあるかと思いますが、2022年後半から世界的に物価が上昇したことにより、韓国の物価も高騰しています。

例えば、20年前はトッポッキ1人前が2,000ウォン(200円)程でしたが、現在は2倍の4,000ウォン(400円)程まで値上がりしました。またキンパは、1本1,000ウォン(100円)程でしたが3倍の3,000ウォン(約300円)まで釣上。現在日本と韓国は、物価の違いがほとんどなくなってきました。

更に円安のため、100円が880ウォン(2024年3月時点)と韓国旅行は割高になっています。

航空券の費用

韓国への直行便は、東京だけでなく北海道から沖縄まで全国から運行しています。飛行機の価格は、空港や季節によって大きく変わりますが平均2万円ほど。

成田空港⇆仁川空港20,590円~
関西空港⇆仁川空港12,350円~
名古屋空港⇆仁川空港18,350円~
福岡空港⇆仁川空港14,320円~
札幌空港⇆仁川空港17,340円~
広島空港⇆仁川空港13,010円~
沖縄空港⇆仁川空港16,130円~
(2024年 3月末時点 最安値) trip.com参照)

上記の表をみても分かるように、福岡や大阪など西日本は15,000円以下で韓国まで行ける空港が多くあります。一方東京は利用者数も多いため、他の空港と比べると少し高めです。

またフルサービスキャリア航空を利用すると、マイルをためられたり手荷物や機内食が無料ですが、LCC(格安航空)の倍ほどの価格になります。 

低価格で韓国まで行きたい方は、やはり格安空港を利用するとよいでしょう。

さらに飛行機の費用を抑えたい方は、閑散期を狙って予約することをおすすめします。閑散期は、夏休みや冬休み・ゴールデンウィークの直後。更に多くの韓国人は、旧正月という2月の長い休みを使い海外旅行をするため、代わりに韓国に入ってくる飛行機が安くなる傾向がります。

韓国での交通にかかるお金

韓国での主な交通手段は、電車・タクシーです。バスは同じ停留所でも番号によって違う方向に行ったりするため、韓国語が苦手な方には難易度が高め。

一方電車は日本人観光客に向けて、日本語アナウンスや表示があるため迷うことなく乗車することができるでしょう。

韓国の電車は国が運営しているため、低価格で乗ることができます。基本料金は10kmまで一律1,500ウォン、その後は5kmごとに100ウォン・50km以上は800ウォンずつ料金がかかります。

ただし仁川空港とソウル駅をつなぐ空港ラインは、少し高めで4,450ウォンです。

また韓国旅行を頻繁にする方は、コンビニで販売している「T-MONEY」(電子マネー)を利用すると100ウォン安く乗車することができます。

続いてタクシーは、日本の2分の1ほどの価格で利用できます。タクシーの基本料金は、1.6kmごとに4,800ウォン。深夜料金は基本料金に40%上乗せされます。
最近はアプリを登録して事前にタクシーを呼ぶことが主流になり、道端で空車タクシーを拾うことが難しめです。事前にアプリを登録して、使い方を確認しておくとよいでしょう。

食事代

韓国旅行の醍醐味といえばグルメですよね。
韓国には油がぎっしり乗った豚肉「サムギョプサル」や間食にぴったりの甘辛いお餅「トッポッキ」など魅力的な食べ物がたくさん。

韓国グルメの定番メニューとその価格をまとめてみました。

朝食価格
おかゆ₩8,500~
カルグクス₩10,000~
ソルランタン₩9,000~
市場などで食べられる軽食価格
トッポッキ₩8,000~
キンパ₩4,000~
スンデ₩7-8,000~
おでん₩1,000~
夕食メニュー価格(1人前)
サムギョプサル₩15,000~
サムゲタン₩17,000~
ブデチゲ₩12,000~
ダッカルビ₩13,000~
飲み物価格
ビール₩4,000~
ソジュ₩5,000~
アメリカーノ₩1,500~
ラテ₩3,000~

外食が安いイメージがある韓国は、昨今の物価上昇により日本とほとんど変わりません。
しかし韓国ではキムチを欲しい分だけ食べられたり、居酒屋に行ってもお通しが無料で楽しめるため多少のお得感はあります。

お土産代

韓国の代表的なお土産といえば、フェイスパックなどの化粧品や韓国のりなどの食べ物です。

韓国の代表的なドラックストア「オリーブヤング」では、フェイスパックが1枚1,000ウォン~3,000ウォンと非常にお手頃な価格で販売しています。

また韓国のりは20個入り10,000ウォンで販売していて、1プラス1(1つ買うともう1つ無料)のお得なイベントも随時開催。

誰にどのくらいお土産を買うのかによって用意する費用は変わってきますが、比較的お得に購入できるでしょう。

余談ですが、日本人が旅行先で友人のために使う費用の平均は4,800円程。自分のためのお土産に使う費用は、約3,900円程と言われています。
https://financial-field.com/living/entry-28143

目的別おすすめスポットと費用

続いては、観光地別に費用をみてみましょう。

KPOPや韓国ドラマの人気に拍車がかかったことにより、韓国旅行を楽しむ人は増加。
更に最近では合法でカジノが楽しめる国として、老若男女問わず韓国旅行が注目を集めています。

韓国カジノ

韓国カジノは1967年に、外国人観光客を対象に合法でカジノができるようになりました。現在は、ソウル市内を中心として15ヵ所以上もカジノの会場があります。

韓国カジノは本場ラスベガスと比較すると敷居が低く、手軽に楽しめることが魅力の一つ。入場料は、無料のためゲームに使う費用だけ準備すれば良いでしょう。

韓国カジノの中でも人気のあるカジノ2つを例に挙げて、最低ベット額をみてみましょう。

ゲーム名パラダイスシティセブンラック
バカラ₩30,000₩10,000
ブラックジャック₩10,000₩10,000
ルーレット₩2,500₩2,500

最低ベット額は₩10,000-30,000(約1000円〜3000円)のため、軍資金を数万円を用意すれば十分に楽しめます。

Nソウルタワー

Nソウルタワーは、韓国を代表する名所の一つ。

韓国ドラマを見たことある人は、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

Nソウルタワーは高さ約237m。1969年にテレビやラジオを放送するために建てられました。現在では、年間840万人もの観光客が訪れるソウルで最も人気のある観光地です。Nソウルタワーにある展望デッキでは愛の南京錠があり、願いを込めて鍵をかけると幸せになれるという噂も。

Nソウルタワーを訪れるための費用はかかりませんが、山を登る必要があるためシャトルバスやケーブルカーを使用します。

シャトルバス1,200ウォン
ケーブルカー(往復)子供 6,500ウォン 大人 9,500ウォン

また展望デッキの入場料は、子供800ウォン・大人10000ウォンです。

エバーランド

https://www.konest.com/m/spot_detail.html?id=1722

エバーランドはソウル郊外にある遊園地・ゴルフ場・動物園が一つになった大型複合施設。エバーランドは、グローバルフェア、アメリカンアドベンチャー、ズートピア、マジックアイランド、ヨーロピアンアドベンチャーの5つのゾーンがあり、40種類以上のアトラクションが設置されています。

スリリング溢れる絶叫系の乗り物から、可愛らしいアトラクションや動物園まで、子供から大人まで楽しめるのも魅力な点。

エバーランドの価格は外国人価格で37,00ウォン〜43,00ウォン程。季節によって値段が変わります。韓国人はプラス20,000ウォンほど入場券が高くなるので、観光客に優しいテーマパークです。

またエバーランドの位置は、ソウルから車で1時間ほどの距離にあります。電車を乗り継いだり、タクシーで行く方法もありますが、1番楽な行き方はソウルからエバーランドまでのシャトルバス。値段も往復1,500円とお手頃な価格です。

明洞

韓国の定番観光地といえば明洞。日本が韓国を併合していた頃、明洞は本町とよばれ日本人が集まる町でした。現在、新世界の大きなショッピングモールがある所には、昔は三越百貨店だったそう。昔の名残から今でも明洞は多くの日本人で賑わっています。

そんな明洞では、路面に並ぶ安い服などショッピングを楽しむことができます。
靴下やTシャツは、5,000ウォンほどで販売。コスメやお土産も一気に購入ができるので、お土産に使う費用を準備して出かけることをお勧めします。

しかし屋台に並ぶ食べ物は、観光客価格で1つ5,000ウォン〜と少々高めなので、明洞にくる前に腹ごしらえをしておくと良いでしょう。

江南

江南はソウルの中心を流れる漢江を中心に、南の方角に位置しています。高級住宅街が林立する江南は、多くの芸能人が訪れる街として有名です。最先端のアパレルショップやカフェが立ち並び、韓国の最新トレンドをいち早く感じることができるでしょう。

特に江南では整形やアイドルメイク体験などが人気です。

アイドルメイク体験では、世界的人気アイドルBTSやTWICEを担当したメイクアップアーティストが直接メイクをしてくれます。
価格は女性220,000ウォン〜、男性110,000ウォン~と高めですが、KPOP文化を体験できる貴重な機会なのではないでしょうか?

またカンナムオンニ(整形をした綺麗なお姉さん)という言葉が流行るほど、カンナムには整形が上手な先生が集まっています。江南にある皮膚科では整形のような大きな手術だけでなく、肌荒れも安く治療してくれため観光客から人気です。
施術の一例としてほくろ取りは、1つ5,000ウォン(500円)から10,000ウォン(1,000円)で行えます。

韓国旅行にきたらカジノを体験してみよう

韓国では、コロナ禍に「ホカンス」が流行しました。「ホカンス」はホテルとバカンスを組み合わせた造語で、ホテル内で一日中遊んだりくつろいだりすることです。

そのため韓国では、ホテルに滞在しながら館内でカジノやショッピングを満喫できます。特にカジノは、合法で楽しめることから日本人観光客から人気です。

韓国カジノ付きホテルの料金

韓国カジノを楽しめるホテルは15ヶ所以上あり、ソウルをはじめとする仁川や済州などの主要土地に所在しています。

仁川

韓国の玄関口である仁川には韓国最大のカジノリゾート「パラダイスシティ」が2017年にオープンしました。
パラダイスシティは、芸能とエンターテイメントの融合をコンセプトとして、日本のアミューズメント企業と韓国のレジャー企業が協力して設立。
そのためカジノは、日本人向けに作られているため気軽に立ち寄りやすい雰囲気です。

パラダイスシティカジノの入場料は無料。一方パラダイスシティの宿泊は一泊約3万円〜7万円と高額です。

ソウル

韓国の首都ソウルには、3つほどカジノ付きホテルが軒を連ねています。

今回は、50年以上の古い歴史を持つウォーカーヒル・パラダイスカジノを例に挙げてホテルの価格を見ていきましょう。

アチャ山と漢江の間に位置するウォーカーヒル・パラダイスカジノは、規模は小さいながら絶景を背景にカジノを楽しめるため、外国人観光客から人気を集めています。

こちらもカジノの入場料は無料で、グランドウォーカーヒルに1泊すると約2万円〜4万円ほどです。

済州

済州には、全部で7つのカジノホテルがあります。
今回は空港から3kmほどにある「チェジュ・ラマダプラザホテル」を例に挙げてみましょう。

チェジュ・ラマダプラザホテルは海のすぐ目の前に位置する5つ星ホテルで、オーシャンビューのお部屋では180度海を見渡すことができる人気のホテルです。

チェジュ・ラマダプラザホテルに付随しているカジノは、「GONZI CASINO」と言い、こじんまりとしていて初心者でも気軽に立ち寄りやすいでしょう。

GONZI CASINOも入場料は無料で、チェジュ・ラマダプラザホテルは、1泊1円ほどで宿泊で2万円ほどです。

カジノに行く時の注意点

カジノを利用する際は、国籍確認と年齢確認が必須のため、パスポートを必ず持参しましょう。また、カジノで遊ぶ際のドレスコードはありませんがカジュアルすぎる服や、サンダルは制限される場合があります。

カジノで遊んでいると、気が大きくなり予算以上の金額を使ってしまう可能性があります。資金は、自分がカジノで負けても許せる金額を準備すると良いでしょう。

まとめ

今回は韓国旅行で訪れたい観光地と必要な費用を紹介しました。

韓国は日本から1番近い海外ということもあり、比較的低コストで手軽に行けます。コストを抑えることで、自分のお土産代やカジノで必要な資金に当てることができます。

韓国旅行を計画する際は、閑散期を狙ってお得に旅をするといいでしょう。

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