近年世界的に注目されている韓国は、旅行先としても人気を集めています。これから韓国旅行を予定している方のなかには、準備や持ち物で迷っている方もいるでしょう。
そこで本記事では、韓国旅行で必須な持ち物や、役立つ持ち物をリスト形式にして紹介します。さらに記事後半では、飛行機に持ち込みNGな物やおすすめのアプリ、出入国に必要な手続きも解説します。
韓国旅行の持ち物に不安がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
韓国旅行で絶対に必要な持ち物リスト【必須7選】

ここでは、韓国旅行で欠かせない持ち物をリスト形式で紹介します。以下の持ち物を忘れてしまうと、韓国旅行に行けなくなる可能性もあるため、出発前にチェックリストとして活用してみてください。
- パスポート(残存有効期間に注意)
- 航空券(eチケット控え)
- クレジットカード(キャッシュレス社会に対応)
- 現金(韓国ウォン)と日本円
- 変換プラグ&変圧器(韓国はC/SEタイプ、220V)
- インターネット手段(Wi-Fiルーター/eSIM/SIMカード)
- 海外旅行保険(クレカ付帯の有無も確認)
パスポート(残存有効期間に注意)
パスポートは、海外旅行において絶対に忘れてはならない持ち物です。現地では身分証の役割も果たすため、忘れずに準備しましょう。さらに、見落としがちな残存有効期間にも注意が必要です。空港のカウンターで有効期限切れが発覚すると、飛行機に乗れず旅行の予定をキャンセルしなければなりません。パスポートの更新にかかる時間は、通常1週間ほどのため、前もって確認しておきましょう。
航空券(eチケット控え)
基本的に空港のカウンターでは、航空券の提示が求められる場合があります。航空券は、ほとんどの場合インターネットで購入するため、eチケット控えのスクリーンショットを撮るか印刷しておきましょう。
クレジットカード(キャッシュレス社会に対応)
近年、韓国でもキャッシュレスが普及しており、ほとんどの店でクレジットカードが使えます。キャッシュレスのみ対応しているショップやレストランも増えているため、クレジットカードは必需品と言えるでしょう。また、言語の壁がある海外旅行では、クレジットカードでの支払いが便利です。
現金(韓国ウォン)と日本円
通常はキャッシュレス決済が便利ですが、現金のみ対応の屋台やクレジットカードを紛失してしまった場合に備えて現金も用意しておきましょう。日本円を持っていき、現地で韓国ウォンに両替する流れがスムーズです。
変換プラグ&変圧器(韓国はC/SEタイプ、220V)
韓国のコンセントは、C/SEタイプという丸い形のプラグになっており、日本のアダプターは使えません。そのため、日本のアダプターと韓国のコンセントを繋ぐ変換プラグが必要です。また、韓国の電圧は220Vに制限されているため、変圧器も持っていきましょう。
インターネット手段(Wi-Fiルーター/eSIM/SIMカード)
土地勘や言語の壁がある海外旅行では、インターネット環境が整っているスマホが必須です。海外でインターネットを使う方法は、Wi-Fiルーター、eSIM、SIMカードが一般的です。
海外旅行保険(クレカ付帯の有無も確認)
慣れない海外旅行先では、貴重品の紛失や事故などの場合に備えて海外旅行保険に加入しておきましょう。わざわざ海外旅行保険に加入しなくても、持っているクレジットカードに付帯している場合もあるため、確認してみましょう。
韓国旅行をもっと快適に!持っていくと便利な持ち物8選

ここでは、韓国旅行での便利グッズを8選紹介します。旅行をより快適にするためにおすすめの持ち物なので、ぜひチェックしてみてください。
- T-money・WOWPASSなどの交通カード
- パスポートのコピー(紙とデジタル)
- 着替え/アメニティ/モバイルバッテリー
- エコバッグ/マスク/雨具
- ボールペン/常備薬・生理用品
- カメラ(スマホ派でも充電確認)
- ウェットティッシュ・流せるティッシュ
- 機内グッズ(ネックピロー・アイマスクなど)
それぞれ必要に応じて持っていきましょう。
T-money・WOWPASSなどの交通カード
T-moneyとWOWPASSは、韓国で多く利用されている交通カードで、日本で言うSuicaやPASMOのような位置づけです。韓国は地下鉄社会で、ほとんどの移動で地下鉄を利用するため、交通カードを持っていると便利です。T-moneyとWOWPASSは、地下鉄の自動券売機などで購入できます。
パスポートのコピー(紙とデジタル)
パスポートは空港で提示するだけでなく、現地での身分証としても使用します。店に入る際や会計時などに提示を求められるため、コピーを取っておくと便利です。また、原本を紛失してしまった場合に備えて、紙とデジタルの両方のコピーがおすすめです。
着替え/アメニティ/モバイルバッテリー
着替えやアメニティ、モバイルバッテリーは快適に旅行するうえで必須になるでしょう。海外旅行の際は、なるべく普段の生活で使っている物を持っていくとストレスが少ないです。
エコバッグ/マスク/雨具
ショッピングやお土産などで荷物が増えがちな海外旅行では、エコバッグを持参すると便利です。また、機内での乾燥を防ぐためにマスクや、突然の天候不良に備えて雨具を用意するのも良いでしょう。
ボールペン/常備薬・生理用品
海外旅行時では、入国・出国カードを機内で書く場合が多いです。スムーズな手続きのためにもボールペンの持参がおすすめです。また、万が一に備えて少量の常備薬や生理用品を持っていくと旅先での安心感が増すでしょう。
カメラ(スマホ派でも充電確認)
海外旅行の思い出を残すためにカメラは重要です。スマホで写真を撮る場合でも、スマホは旅行中に欠かせないツールのため、充電に気を付けながら使いましょう。
ウェットティッシュ・流せるティッシュ
韓国のトイレは、トイレットペーパーが流せる作りになっていないため、使用済みの紙はトイレ横のごみ箱に捨てなければなりません。しかし、日本人にとっては抵抗感もあるため、流せるティッシュを持っているとストレスが軽減できるでしょう。
機内グッズ(ネックピロー・アイマスクなど)
韓国は隣国のため機内時間は短めですが、飛行機に慣れていない方は、少しでもリラックスできるグッズを持ち込むと良いでしょう。
【飛行機NG】持ち込み注意なもの

国際線の飛行機には、持ち込みNGなものがあります。スムーズな搭乗手続きのためにも事前にチェックしておきましょう。
機内持ち込みNGなもの
一般的に次のようなものが持ち込み禁止となっています。
- 刃物類(ナイフ、カッター、ハサミ、工具など)
- 鈍器類(バット、ゴルフクラブ、アイスピック、登山用ピッケルなど)
- 火薬類・爆発物(花火、クラッカー、弾薬など)
- スタンガン、催涙スプレー、警棒などの武器・護身具
- 可燃性液体(ガソリン、灯油、ペイント、接着剤など)
- 高圧ガス入りスプレー缶(殺虫剤、塗装用、スポーツ用スプレーなど)※化粧品・医療品用途は制限内なら可
- 酸化性物質(漂白剤、過酸化物など)
- 腐食性物質(強酸、強アルカリなど)
- 液体で100mlを超える容器に入ったもの(飲料、化粧品、ジェルなど)
- ターボライター、葉巻用ライター
- マッチ(通常のもの1個は身につけ可。ただし不可の航空会社もあり)
実際の禁止物は航空会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
預け荷物でNGなもの
預け荷物の場合は、次のようなものが禁止されています。
- 花火、爆竹などの火薬類
- ガスボンベ類(登山・キャンプ用、スプレー缶など)
- 可燃性液体(ガソリン、灯油、溶剤など)
- 漂白剤や過酸化水素水などの酸化性物質
- 強酸・強アルカリなどの腐食性物質
- 殺虫剤、農薬などの有害物質
- 高圧ガス容器(酸素缶、炭酸ガスボンベなど)
- モバイルバッテリー・充電式ヘアアイロン(リチウムイオン電池)※預け入れ不可、必ず機内持ち込み(ワット数に制限あり)
- 燃料が入ったオイルライター・タンク式ライター
こちらも実際の禁止物は航空会社によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
韓国旅行でダウンロード必須!おすすめアプリ5選

ここでは、韓国旅行をより快適にできるアプリを5つ紹介します。
- NAVERマップ(韓国のGoogle Map)
- Subway Korea(地下鉄ルート検索)
- Kakao T(タクシー配車)
- Papago(高精度翻訳)
- WOWPASS/NAMANEカードアプリ(残高管理)
NAVERマップ(韓国のGoogle Map)
韓国ではGoogle Mapが使えないため、韓国版Google Mapと言えるNEVERマップを活用してください。現地でも最もメジャーな地図アプリとして普及しています。
Subway Korea(地下鉄ルート検索)
韓国の地下鉄は路線が多く、乗り換えなどの機会も多くあるため、地下鉄ルート検索の専用アプリをダウンロードしておくと便利です。
Kakao T(タクシー配車)
土地勘のない場所や荷物が多い状況では、タクシー移動も便利でしょう。韓国で多く利用されているタクシーアプリは、Kakao Tを活用しましょう。
Papago(高精度翻訳)
海外旅行では、翻訳アプリが必須と言っても良いでしょう。韓国では、Papagoというアプリがよく使われており、現地の方の中には「Papago」と言うだけで翻訳アプリだと理解してくれる方も多いです。
WOWPASS/NAMANEカードアプリ(残高管理)
WOWPASSとNAMANEカードアプリは、チャージしながら使うプリペイドカードです。クレジットカードのようにあらゆる支払いに利用できるほか、交通機関の支払いにも使えます。どちらもアプリから簡単に残高確認ができるため、旅費の管理も安心して行えます。
出発前にチェック!韓国の出入国に必要な手続き

韓国の出入国には、特定の条件や手続きがあります。
事前に準備しておきましょう。
K-ETAの申請状況(2025年最新)
韓国に入国する際は、K-ETAという電子渡航認証の申請が必要です。以前韓国に入国したことのある方でも最新の申請が必要になるため、注意してください。
Q-CODEや健康状態申告書は現在不要
新型コロナウイルスの影響で実施されていたQ-CODEや健康状態申告書は、現在不要になっており、より気軽に韓国旅行を楽しめるようになりました。
Visit Japan Web登録(帰国時にスムーズ)
日本に帰国する際は、Visit Japan Webという日本入国管理システムに登録しておくと便利です。書類に記入せずとも、QRコードの提示だけで手続きを完了できます。
季節ごとの服装やおすすめアイテム

ここでは、韓国で快適に過ごせる服装やおすすめアイテムを季節ごとに紹介します。
春(3〜5月)・秋(9〜11月)
韓国の春と秋は、日中は比較的暖かいですが、朝晩に冷え込むのが特徴です。
特に3月と11月は寒暖差が激しいため、厚手の羽織りを持ち歩くのがおすすめです。春や秋ならではのおしゃれを楽しみたい方は、トレンチコートやスカーフなどの寒い日にも対応できるアイテムを選びましょう。
夏(6〜8月)
韓国の夏は、日本と同じくらいか、より暑いくらいの気温です。
そのため、真夏に韓国を訪れる方には、熱中症対策グッズをおすすめします。また、猛暑が続く時期には、室内の冷房が強すぎて冷える可能性もあるため、薄手の羽織りをバッグに忍ばせておくのも良いでしょう。
冬(12〜2月)
韓国の冬は日本よりも寒いことが多いため、なるべく暖かさ重視の服装を心がけましょう。
ズボンの下に厚手のタイツを履いたり、ホッカイロを貼っておくなどの防寒が必須です。また、近年韓国で流行っている目だけを出して頭全体を防寒する帽子も、冬の韓国ならではで面白いのではないでしょうか。
まとめ

海外旅行先として人気が高い韓国ですが、持ち物や工夫次第でより快適に楽しめます。
この記事の持ち物リストを参考にしながら、実際に持ち物を整えておくのがおすすめです。
旅行中は快適に過ごしながら、韓国での素敵な思い出を作ってみてください。